主役もゲストもサポートクルーも、才能が溢れ出ていて大変良かった ― 2023.01.12 夜 海宝直人コンサート「ATTENTION PLEASE!」
海宝直人コンサート「ATTENTION PLEASE!」を鑑賞。
ゲストは大貫勇輔・屋比久知奈の回。
ほかCrewとして Ema/大音智海/菅谷真理恵/村井成仁/堀川絵美 が出演。
バンドはPiano&Key×2、Gt、Bass、Drums、Reedの6人編成。
第1部はタイトルの通り"空の旅"を意識したお芝居仕立ての構成。ダンスもあるし、ちょっとした装置とか小道具なんかも出てきて、コンサートの割には細かく作りこまれていた。冒頭は「Live in Living Color」(『Catch Me If You Can』)。次の「行こうよ どこまでも」(『アラジン』)は、海宝くんの生歌唱で聴いて、改めて良い曲だなぁと。『アラジン』生で観たことないけれどこの曲はCDでリピートしまくっている。そのあとの『RENT』はあまり詳しくないが、海宝くんも出てたことあるのね。「俺のペテルブルグ」(『アナスタシア』)は、素直で真っ直ぐな歌声を聴くことができた。『アナスタシア」楽しみだな。大貫くんの「Singin' in the Rain」はもうハマリ曲というか、『雨に唄えば』日本キャストやるなら彼しかいないでしょう…。『ライオンキング』2曲の前には「機長はアフリカ出身らしい(子役時代ネタ)」みたいな導入ありつつ、「早く王様になりたい」(たぶん)を原曲キーで聴けちゃうという(しかもEmaさんは当時の出演仲間らしい)。歌っているみんなが大変楽しそうなので、ほほえましい気持ちであった。屋比久さん「チキ・チータ」(『マンマ・ミーア!』)は、あの小さな身体から出る大きなエネルギーがかっこよい。彼女、どこまでも飛んでいけそうに見える。あと真っ白な衣装がとても可愛いかった。
そしてこの回の第1幕目玉は「想い儚き」(『王家の紋章』)を海宝くんが歌い、大貫くんが踊るという超贅沢コラボ。間違いなく日本ミュ界のトップ2人がそれぞれの本領を120%発揮されたと思うこのパフォーマンス。大変贅沢だった。海宝くんの伸びやかで感情豊かな歌声と、大貫くんの多様で雄弁な表現。また2人でクリエーションして欲しい。第1幕ラストは「You Will Be Found」(『Dear Evan Hansen』)。台詞で「雲の上はいつも青空」みたいな言葉が付されていて、仕事の疲労が吹っ飛んだ。
第2幕はゲストトーク+歌で、オーソドックスなコンサート形式。最初は「Waving Through A Window」(『Dear Evan Hansen』)。これ歌ってくれたのはほんっとうに嬉しかった。海宝くんで上演してくれて良いのだが。キラキラ海宝くんとは思えない、漂う「孤独感」。なんとなく左手にギブスをしているような雰囲気も感じて。あー海宝くんで全編観たい。
屋比久さんトークは「ミス・サイゴン」の話が多かったかな(私は観ていない…)。あと、好きなご飯のお供とか、にんじんしりしりの「しりしり」ってなんぞや…みたいなゆるふわな会話が進んでいたのに、曲「As Long As You're Mine」が始まった途端2人とも一瞬でスイッチ入って「燃え上がる愛と情熱!!おさえられん!!」みたいな、切り替えが激しすぎて「何を見せられているんだ?」と、全くついていけなかった(褒めてる)。もちろん上手い。
大貫さんトークは、「なおくん」と呼びたいのに「海宝さん」になっちゃう!みたいなやりとりをしつつ、なぜか客も参加のストレッチコーナーが始まったり(効いた)わちゃわちゃ楽しい雰囲気。曲は「世界の王」(『ロミオ&ジュリエット』)。ライブハウス(よりはさすがに大きいけど)程度のサイズのハコで、バンドサウンド、がっつり楽器演奏も見える形でこの曲を聴くのはなかなか楽しかった。そしてこんなに音程に安心感のある「世界の王」聴くの初めてだったかもしれない……。
インスト・他メンバーによるディズニー曲パフォーマンスを経て、第2幕クライマックスは「Gethsemane」(『ジーザス・クライスト・スーパースター』)。もはやあれはクリエで歌ってはいけない、ハコを崩壊させかねない叫び、音圧。この人がこの程度のキャパの舞台を掌握するのなんて、朝飯前なんだろうな、と思いました。曲終わりに前明かりが消えて浮き上がるシルエット。圧巻。客席も放心状態。最後は「明日への階段」(『ルドルフ・ザ・ラストキス』)。この作品全く知らないんだけど、ラストにとても良曲だった。
海宝くんはもちろんうまくて、こりゃファンは通いますね…。楽しい。何歌っても「良い…」ってなる(その曲も好きになる)から、海宝くんすばらしいな…。加えてサポートメンバーのCrewたちもみな大変上手く、特に菅谷真理恵さんが大好きになりました。(わたしもあんなに歌えたらなぁ、と思うことが時々ある。)
【🥂𝑻𝒘𝒊𝒕𝒕𝒆𝒓 𝑷𝒉𝒐𝒕𝒐 𝑳𝒐𝒖𝒏𝒈𝒆🥂】#海宝直人 機長&クルーたちと旅するフライト気分、お楽しみいただけましたでしょうか?☺️
— 海宝直人コンサート ATTENTION PLEASE! (@APairline) 2023年1月8日
またのご利用をお待ち申し上げております👩💼✈️✨#アテプリ pic.twitter.com/pPxWSD40lf
そして…航路が変わるごとに
— 海宝直人コンサート ATTENTION PLEASE! (@APairline) 2023年1月14日
機長とクルーが歌唱いたしました楽曲と、
ゲストパッセンジャーの皆様の楽曲を
一挙公開いたします✈️
あの曲やこの曲を思い出しながら、今日も良き一日をお過ごしください🎶
(通常楽曲は公演プログラムでお確かめくださいませ👩💼💙) pic.twitter.com/5fizgiuTMA
Staff
構成・演出 藤倉 梓
音楽監督 半田彬倫
美術 池宮城直美
照明 渡邉雄太
音響 大野美由紀
衣裳 小林巨和
ヘアメイク 伊藤こず恵
振付 港ゆりか
歌唱指導 高城奈月子
稽古ピアノ 野口彰子/森 光平
演出助手 落石明憲
舞台監督 三宅崇司
制作 寺本奈央
プロデューサー柴原 愛
製作東宝株式会社
穏やかな年越し軽井沢#2 2022.12.31-2023.01.01
前回記事
theatre-de-hirari.hatenablog.com
夕食後はホテルへ
利用したのは「ホテル音羽の森」
https://www.hotel-otowanomori.co.jp/
ハイシーズンのみ一般宿泊営業をしているとい別館(コッツウォルズハウス)に宿泊。普段は結婚式のお客様が利用されるとか。
外観。
こちらは共用エリア。
温かみのある素敵空間。
お部屋は2階。おそらく階段のみ。
暖房が十分効いており、寒さを感じることは全くなかった。(その分かなり乾燥はしていたが、ホテルあるあるですね。)
アメニティとしてロキシタンのシャンプーたちが!
年越し限定スペシャルなサービスが色々と用意されており
こんなリーフレットを渡されました。
20時~22時におでん屋台(まさかの外!!!)
23時に自室へお蕎麦のサービス
※実は、お蕎麦調達は厳しいだろうと思い、カップそば買って持ち込んでいたのですが、そんな必要なかった…!
23時55分~Youtube配信で抽選会(残念ながらハズレましたが10組ほど当たってたかな?ちょっとしたギフトから食事券、宿泊券まで)
ちなみに長野県での初・年越しで唯一盲点だったのが、テレ東が映らないこと。そりゃそうなんですけどね、孤独のグルメとジルベスターコンサート観る気満々だったわたくし……。
結局、年越しはジャニーズカウントダウンを見ました。もう全然ついていけない。若い人たちが分からぬ。
なお翌朝は初日の出配信までホテルが実施してくれていたのだが、もちろん起きられなかった。
★宿泊代 51,700円
朝食は空いていた10時~の遅め枠。
表向きは素泊まりプランしか空きがなかったのですが、ホテルに直接電話したところ、10時からならと入れてもらえた。
10時30分にチェックアウトせねばだったので、先に済ませてからメインのフロントに荷物を預けてレストランへ。
朝食にも年始サービスがあり、お餅(味3種ー野沢菜、オリーブオイル、餡子)の振る舞い付き。
この野沢菜のお餅が大変美味だった。
メインのフレンチトースト(写真撮る前に食べてしまった)と付け合せのジャムが美味しかったのだけど、餅とあわせてお腹いっぱいになってしまい、ほかのパンはほとんど食べられなかった。(母がめちゃくちゃ美味しいと言っていたので、手をつけられず悔しかった。)もう朝から大変なフードファイト状態で、でもどれも美味しくてギリギリまで頑張った。
たぶんもう少し早い時間枠なら、餅つきと獅子舞が見られていたのかも。あと、外に書初めコーナーがあった。ロングワンピを着ていたので、断念した。
★ 朝食 3,850円/人
お土産に絵はがきを買って、自宅へ送付。
★絵はがき代 165円
徒歩でアウトレットへ。
長く探していたお手ごろなロングダウンを見つけたので購入。母は70%OFFになっていたマイケルコースの財布を購入した。
割引率の高い財布コーナーなどは、昼過ぎでもかなり在庫が減っている状況。あと、PRADAとラルフローレンは列ができ、COACHは店内激混み。車もひっきりなし入ってきて、結構な混雑。
18時頃には軽井沢駅に戻り、夕飯用に釜めしと、会社用のばら撒きお菓子を購入。
★釜めし 2,400円
★お土産(三笠倶楽部チーズケーキ)1,069円
帰りは新幹線を利用して楽々の帰路。
★交通費 4,620円/人
(大宮まで40分。自宅から会社行くより早いじゃないか……)
色々年末プライスだったものの、寒い中働いてくれてるだけでありがてーって気持ちであった。
たまにはホテルに比重を置いてのんびりな旅も良いなぁと。音羽の森は流れている空気が穏やかで、対応も丁寧でとても居心地良かった。また訪れたい。(従業員さん大変だろうなぁと思いつつ)お陰で良い年越しとなりました。
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2022年12月31日 晴れ
最高3.3℃、最低-6.4℃
2023年1月1日 晴れ
最高5.6℃、最低-6.5℃
(両日)厚手のワンピースにヒートテックフリース、厚手のレギンス、ブーツ、ニット帽と手袋着用
経費(自身負担分)46,914円
穏やかな年越し軽井沢#1 2022.12.31-2023.01.01
年末はもっぱらグータラしていたここ数年ですが、今年はお出かけ。with母親
祖父母が他界し、もう年末年始に時間を共にするような(同居家族以外の)親族がいなくなってしまい、「どうせスーパーで食事調達などしても高くつくから、いっそ出かけよう」となったのがきっかけ。
ただ思い立ったのは12月に入ってからだったので、近場の温泉地は軒並み宿が満室。温泉地は諦め、近場でゆっくりできそうな場所ということで軽井沢へ決定。
まずは埼玉県内某所から大宮へ
新幹線には乗らず
なお移動中はアーカイブ配信で「ショー・マスト・ゴー・オン」を観ていた。
大宮駅ー高崎線1h20min→高崎駅 (JREポイントでグリーン車利用)
★交通費1,980円/人
と電車を乗り継ぎ、ここからは
横川駅ーJRバス34min→軽井沢駅
★交通費520円/人(現金のみ!)
1台には乗り切らず、2台目がでてきました。
このびゅうのバスは初めて見た。
どこも乗り継ぎに余裕がなく、軽井沢で即座に御手洗へ駆け込み……。
軽井沢駅で軽く休憩したあと、さらに移動。
中軽井沢を越えて、星野リゾートのエリアへ。
軽井沢駅ー西武バス20min→トンボの湯
https://www.seibubus.co.jp/docs/rosen/rosenzu/rosenzu.pdf
★交通費470円(Suica利用可)
お腹が空いてしまい、近くの村民食堂で昼食。
母は唐揚げ定食。私はミニ牛しぐれ丼とワカサギの唐揚げ。定食はお昼にしては重めだったので、頼まなくて良かった。
★村民食堂 2,740円
お風呂は内湯と露天がひとつずつ、サウナ。
これハイシーズンは激混みで入れたもんじゃない気がする。この日も、私たちが入浴を終えた頃(15時台~)から混み出していた印象。
★トンボの湯 1,550円/人(入湯税含/年末年始特別料金)
旧軽井沢方面まで戻り、ホテルへ。
トンボの湯ー西武バス15min→中部電力前
★交通費470円/人
ホテルにチェックインをし、荷物を置いてすぐに徒歩圏内のお店に夕食へ。
Rokuri というお店。ワインバー。
このオレンジワイン(BORGO SAVAIAN Orange Wine ARANSAT)がとても飲みやすくて美味しかった。
食事の都合も考えてお酒はこの一杯のみ。
この後に飲んだりんごのノンアルスパークリングも大変美味しくて
甘みが全く無くて、でもりんごの味そのまま。
食事と一緒に飲みやすく、大変良かった。
食事はどれも割と量多めで、最後に頼んだパスタでお腹パンパンに。まだこの後も食べることになるのだが……。
★食費 9,130円
(続く)
男の子版『アニー』のテンションで観に行くと死ぬ ― 20211103 『オリバー!』
2021年11月3日 12:30開演
『オリバー』
※撮影okタイムにて
'19ガブローシュ&'20リトルビクターの大矢臣くん・小林佑玖くんの共演が観たいがために取ったチケット。
この作品、日本上演は1990年以来だというので驚き。そのときまだ生まれていない私。そりゃこれまで観劇のご縁もないわけで。レミゼのクリエイティブに関わりのある作品だということは前々から知っていたのでいつか観たいとは思っていた。
19世紀ヴィクトリア朝イングランド。救貧院でわずかな食事しか与えられず育った孤児オリバー・ツイストが、売り飛ばされた先の葬儀屋から逃げ出しさまよっていたところ、ドジャーと出会い意気投合。オリバーはドジャーに誘われるままフェイギンが束ねる子どものスリ集団へ連れられる。オリバーも彼らからスリの手法を学び集団の仲間とともに街へ出ていくと、他の子どもたちの盗みを見ていたオリバーが、老紳士に疑われ捕まってしまう。幸いオリバーは無実であることがわかり、老紳士ブラウンロー氏はオリバーを連れて帰り面倒を見るようになる。一方、アジトの場所が露見することを恐れたフェイギンは、泥棒仲間のビル・サイクス、ナンシーを利用し、オリバーを連れ戻そうと奮闘する。家族の愛を求め続けるオリバーの運命は……といったおはなし。
祝日ということもあり、お子様の姿がたくさんみられた。彼らはこの結末を見ていったいどんな感情が芽生えるのかが非常に気になる。インタビューしてみたい。子どもたちの活躍がたくさんみられて、主に1幕はキャッチ―な曲がいくつもあるので楽しめそうだけれど、2幕全然楽しくない。休日に家族で観に行って「あー楽しかったね!せっかくだし美味しいもの食べてから帰ろう!」みたいな後味ではなく、同じ孤児系(?)ミュージカル『アニー』のテンションで観に行くと失敗する。あの終わり方じゃ暗すぎるからせめてカーテンコールで1幕の楽しいヤツを歌いなおす演出にしているのだと思うけど、私はもう全然楽しめなくなっていたというか、ドジャー……生きて……みたいな気持ちだった。1幕でスリ集団の子供たちを親しみやすいキャラクターと楽しげな曲たちで描くのに、最後「彼らはバラバラになってしまいました。どこ行ったかわかりません。」だけで突き放して終わるのはきつくない?いっそもっと淡白に描いてくれた方が……(でもそれではミュージカルとしての見せ場が消えるな……)。オリバーは運命に翻弄されながらも真っ直ぐ生きる強い子なんだが、一方でこの作品の登場人物の中では圧倒的に運が良かったわけで。極端な見方をすれば、ラッキーボーイの運の良さを見届けているだけ、みたいなお話にも思えるわけ。むしろドジャーをもっと掘り下げた方が面白い作品になりそう。最後、帽子を取りに行こうとして警察に捕まってしまうの、切ないね……。こんなに子役贅沢に使うなら、もっと子どもの物語とか関係性を深く覗きたいと思ってしまうのだよな。しかし大人キャラもさ、ここでナンシー死ぬんかいな(しかもはまめぐさん!!)、そのあとビル・サイクスも即死ぬんかいな、ってツッコミたくなったり色々飲み込みにくかった。そんなわけで、作品として好きか聞かれると、なんとも言えない。原作は読んでないが、本当にこのままふわっとした感じなのだろうか。
臣くんはプロ(…いやみんなプロだけど)、精度の高いお芝居をするな、と毎度思う。憑依型なのか集中力の高さなのか、表情動作ひとつひとつに役としての説得力があるというか。もっと彼のお芝居を観てみたい。声変わり真っ最中で喉に負荷かかってそうなのがちょっと心配だったけれど、でも彼のドジャーを観られて本当に良かった。佑玖くんの声はまさに空まで届きそうな天使のボーイソプラノ。きれいな声とまっすぐ輝く目が素敵。他のスリ集団の子どもたちと対比して純粋無垢な雰囲気が濃く出る。ほんとうに良い声。2019のレミは本当にガブローシュの見応えがあって感動したのだけれど、その時の2人の共演がみられただけで十分価値がありました。
原作:チャールズ・ディケンズ
脚本・作詞・作曲:ライオネル・バート
フェイギン:市村正親
ナンシー:濱田めぐみ
ビル・サイクス:spi
オリバー・ツイスト:小林佑玖
アートフル・ドジャー:大矢 臣
ミスター・バンブル:コング桑田
ミセス・コー二―:浦嶋りんこ
ミスター・サワベリー/ミスター・グリムウィグ:鈴木壮麻
ミセス・サワベリー/ミセス・ベドウィン:北村岳子
ミスター・ブラウンロウ:小野寺昭
ベット:植村理乃
ノア・クレイポール:斎藤准一郎
シャーロット:鈴木満梨奈
サリー婆さん:河合篤子
ローズセラー:青山郁代
ミルクメイド:髙田実那
ストロベリーセラー:飯田恵理香
ナイフグラインダ―:森山大輔
寮母:荒井小夜子
女主人:吉田玲菜
店主:石川剛
クラウン:大久保徹哉
リングマスター:照井裕隆
メイド:金子桃子
パーシー・スノッドグラス:菊地まさはる
ストロングマン:宮野怜雄奈
バレリーナ:今野晶乃
騎兵:白山博基
エキセントリックダンサー:高瀬育海
フェイギンのギャング団
チャーリー・ベイツ:日暮誠志朗
ディッパー:福田学人
ハンドウォーカー:山下光琉
スネイク:河内奏人
キング:花井 凛
キャプテン:本田伊織
スティッチム:杉本大樹
スパイダー:高田夏都
キッパー:平澤朔太朗
ニッパー:渡邉隼人
救貧院の子どもたち:
磯田虎太郎、市川裕貴、寺﨑柚空、高澤悠斗、平賀 晴、矢田陽輝、土屋飛鳥、石倉 雫、弘山真菜、黒川明美、鐘 美由希、河本雪華、木村 心
「天下のレミゼは民衆のおはなし」ということ。あとシュガーさん。ー 20211002&1003 「レ・ミゼラブル」松本公演
2021年10月2日 ソワレ / 10月3日 マチネ
松本レミゼ、まずは上演までこぎつけてくれたことが何よりありがたいし、個人的事情で行くかどうかも悩んだのだが、頑張って観に行って良かったなぁと思っている。
何が良かったって、とにかくハコが良かったです。ハコが良かったので、作品そのものへの見方が改まりました。
会場は松本駅から徒歩15分くらいの「まつもと市民芸術館 主ホール」。舞台面が帝国劇場よりはだいぶ狭くて、正方形に近く見えた。帝国劇場のA列が37席に対して、ここのホールが2列目で29席なので、まぁ狭いんだと思う。舞台セットを比較して狭くなっている部分を指摘しているツイートも見かけたし、きっとそうだ。
※本当は図面見たかったけど、貸館している帝劇の図面はネットに落ちてなさそうだった。まつもと市民芸術館は間口16.2m、主舞台奥行23.5m(公式情報)。
アンサンブル含め大勢の演者が一斉にハケるときの花道が明らかに混雑してハケ切るのに時間を要していたので、裏動線も狭いのかもしれない。
劇場の大きさもさることながら、音響面がとても良くて、(2回とも1階20列(だいたい真ん中)あたりで観ていたのでその限りでの感想だけれども)歌についてはとにかく無駄な響きの味付けがない個人の声色そのものがよく聴こえた。オケは特に中低弦がいつもに増してよく聴こえて、華やかさよりも深みを感じる音だった。こんな劇場環境で観たら、なんだかレミゼの見方を改めなおすことになった。「グランドミュージカルの金字塔」であり、「日本を代表する立派な帝国劇場」で(おそらく)オーディションで公正に選ばれた「トップレベルのキャスト」をもって上演され続けている<<天下のレミゼ>>だが、それゆえに、物語の本質までも過剰に劇的に捉えすぎていたのではないかと。民衆が紛れもなく民衆に見えて、「民衆の歌」がとても<<民衆の>>歌に聞こえた。全員のユニゾンでさえ、ひとりひとりの声を手にとることができそう。それが今回の観劇で何よりも衝撃的だった。作品が得た地位や格式みたいなもの(?)によって、ここしばらくは皮膚感覚が騙されてしまっていたのかもしれない。これは民衆のおはなし。しかも惨めな人々の物語。そんな核を突き付けられた。
もうひとつ外せないのが10/3シュガー(佐藤隆起)さんのバルジャン。役柄へ忠実かつ誠実に表現されている様が見て取れて、感動の極みだったのですよ。若さを感じる序盤から、地位を得た市長としての声、父親としての声、役目を終えた最期の声。3時間の中でたしかに歳をとっていく。ハイトーンの見せ場をとってみても、「独白」が鋭く矢を高く遠くまで放つようだった一方、「Bring Him Home」は大きくベールで包んだ空気を風に託しているように思えた。前者は生命力の強固さ、後者は切実な祈りとして、大変説得力のあるものだった。たしかな歌唱力を地盤にしたその表現力の高さに、圧倒されてしまった。川口さんがレミ出なくなったら通うのやめようと思ってたのですが、、、これは大問題です。
以下、まとめられなかったメモたち
10/2
・丹宗さんのR&Bの指差し REDでマリウス Blackでアンジョ側指して絡む。
・砦が落ちる前のアンジョグランの、お互い向き合って肩組んで死ににいくところ。1点の曇りも見せず突き進むアンジョの背中、グランがかなり勢いで正面までついていって「行かせてしまった…」という背中。語る背中ほどつらいものはない。グランが砦の中腹くらいまで一旦行くイメージがなかった(私がこれまで目に入ってなかっただけな気もするけど)から涙腺崩壊した。
・民衆終わりの「フランスに自由を」も涙腺崩壊した。いったいだれ。
・川口さんは最初から割と弱い。ぶれそうってわかる。光夫さん相手だとこうなる・・・?「~あいつがジャンバルジャン」~までの帽子渡すタイミングがどんどん早くなっている?毎度駆け引きしているんだなって思う。いつでも渡すように見せかけて止める。
・のがれたいはやく の前の息切れが苦しい、ただただ苦しい。助けて。
・200%で生きてるなって感じがするのが内藤さんのずるいところ。「いまはむなしい人生」→バルジャン「死ぬならわたしを」の爆発エネルギーの受け渡しがとにかくずるい(褒めてる)。
・井伊ガブ初見。小さいのにませてる感がある。川口ジャベのことぺちっとするのが見れて良かった!(?)
・六角さんは東京で観た時よりずっと楽に歌ってそうだったのが好印象。
・リトコゼちゃんが好きだったし、上手。他の多くのリトコゼちゃんはソロを「暗闇の中に一筋の光を夢見て」って感じの歌い方をするイメージ。終始「弱った子」に見える場合が多い。ところが彼女は割とちゃんと夢見てる芯のある女の子。そこから「暗くて怖いわ」になるので表情声色に落差がでる。短いシーンの中に心の変化が読み取れて、良い描き方だなって思った。そしてその歌い分けが上手い。技術なのか天性なのかわからないけどすごい。
10/3
・シュガーバルジャン"光を求め"で一瞬取り出す燭台から物理的に放たれる光と相まって良い。BHH裏声と地声の滑らかな裏声。使い分けているようないないような。地声でも包容力が高い。見下ろすマリウスを包む豊かな声。年代の歌い分け。「告白」マリウスへの"頼むよ"の説得力。「対決」の迫力も増した。若さの幅も広がった?"ちがう、それはちがう"がほかのバルジャンと印象が違う。ジャベと同じ土壌に立っているように見える。これ光夫さんだと「違う世の人」と思うくらい異なる土俵に立っているように見えることがある。
・川口ジャベール"Star星たちは"の時に少しだけ目が輝いて顔の緊張が取れるのが好き。日によるけど今日は割と感じられた。てつ"ごうし"から感じる強い意志。”あいつがジャンバルジャン”は眼圧勝負だった。バルジャンが割と早く帽子持ってた。
・小野田アンジョ"戦うものの"の見据える先。前(正面)→学生見渡して→「明日」で正面見た時の顔。
・ふうかエポのバランス。マリウスに対してとそれ以外の表情の差。前回までは「このかわいさに気付かないマリウス最悪…」とか割と思ってたけど、今期は不器用感増しててさらにエポっぽくなったなって印象。
10/2
10/3
マキちゃんやってみた。-20210916 ダルカラ演劇学校 演じてみよう『丘の上、ねむのき産婦人科』
今期もダルカラ演劇学校に参加してみた。
実はワクチンの副反応で「戯曲を読む会」と翌日の「演じてみよう」の見学は断念せざるを得なく大変ショックだったのだが(先方にもご迷惑をおかけしてしまったし…)、たまたま追加日程のスケジュールがつき、1枠だけ空席があって入れて頂けた次第でした。運営さんに感謝。
仲間探しゲームでウォームアップ
→0場(冒頭、院内のロビーに台詞なしで座っているシーン)やってみる
→配役決めて練習、発表。休憩挟んでもう1回練習と発表
という流れで4時間のワークショップ。
ー0場をやってみる―
冒頭の、院内のロビーに台詞なしで座って待っているところを、参加者が二手に分かれて自由な設定でやってみる。私はたまたま隣に内田さんが座られたので、カップルか親子かなって思い、結局カップルにした。困るくらい落ち着きないのがわかったので、途中から「年下遊び人彼氏を連れてきたけど後悔している」的な設定でひたすらイライラしてた。
答え合わせしたら、内田さんは「子ども」のつもりだったとのこと。見ていた人からはどちらの認識も指摘があって、面白いなあって思った。言葉を一切使わずとも、演者の配置、動き、身体、目線といった視覚的要素だけでいろんな表現ができる。
(↓↓以下、ネタバレ注意)
ー最初の読み合わせと練習、発表ー
選んだのは4場「ロンドン・コーリング」。公演でもマキ/マサトを演じていた彩加さんにご指導頂く。自身は女性で、ペアを組んだマサト役は、男性の俳優本業な人。声の出し方などで明らかに慣れている方だとすぐにわかったから、足引っ張るだろうなとは思いつつ、相手役さんの上手なお芝居を味方につけられるように頑張ろうと思った。
とりあえず一通り読んでみて指摘されたのが「2人とも"愛"がない」。相手方はずっと私を責めてて、私はひたすら困り顔してたのだと思う。私自身の感触ベースでも、マキがこのシーンでどう変わっていくのか全然追えなかった。公演を観てわかっていたつもりだったのに、いざ台詞をひとつひとつ追ってみると、個々の台詞に対する認識の輪郭があまりにふわっとしていることに気付く。
1回目の発表(2人のシーン開始~前半部分)は、(終始困り顔にならないよう)むりやりニコニコしつつ、イライラさせず、早くこの会話が終わってほしいな~みたいなことが出せるようにと思いながらやった。これ、私の顔の筋肉にとって、かつてない重労働だった。マサトが疲れて帰ってきたところの長台詞を聞くのが難しい。聞いて反応するって、演劇学校の別プログラム参加した時から思ってたけど、超絶難しい…。とりあえず最初に指摘を受けた「愛」だけは意識したものの、ここから少しずつ感情が高ぶって最後に持ち込まなきゃいけないのに、エネルギーの変化が全然起こらなかった。
―2回目の練習を経て、発表会ー
最初(お風呂のスイッチ入れる~洗濯物の件まで)だけミザンスをつけてもらった。本当にできていたのか記憶がない…。ただ、最初はこれをすれば良い、と思えば安心して始められた。しかし台詞を覚えてないせいもあるのだが、自分が言葉を発することに頭の容量を使い過ぎてしまうと、相手の行動や言葉をキャッチできない。「ごめんなさい、洗濯も…」っていうタイミングが上手くいかなかった。
そのあとのマサトの台詞がつらくて痛くて本気で怖くて、「ただわかって欲しいの。」あたりはもう足が震えていた。びっくりした。私はマキちゃんはでないのに、心身がマキとして反応している。こんな感覚味わったことがないから、一瞬我に返って動揺し、慌てて集中を元に戻した。私も最初よりマキを深掘りできていたのだろうが、何より相手役が上手く詰めてくれたおかげ。情けなくて、悲しくて、つらさが伝わらないイライラや怒りがあって、でも今の自分にはどうにもできなくて、やるせなくて、変わらず匂いは無理。この場を打開する方法がいよいよわからない。そんな複雑な感情を思いながら、相手の言葉を受け取って反応している私の身体、すごい。このやりとりを重みを持って受けられたから、この後のモノローグ部分しゃべり始めることに違和感がなくなった。
モノローグは難しくて、全然手に負えなかったけれど、頂いたアドバイスの「閉じこもっていたところからだんだん視野が広がっていくイメージ」と「生理的に無理なものに囲まれているイメージ」(わたしは毛虫ってことにした)は大きな支柱になった。そもそも舞台上であるここは、自宅の部屋であり、つわりが酷いから一人孤独に引きこもっている場所で、自分と似つかないものたちに囲まれている。その認識をきちんと確認したことで、ずっとずっと言いやすくなった。マタニティウェアを脱ぐという行為も違和感なく移行できた。
一旦ハケてマサトの台詞を別の場所から聞いているのだが、このときかなり脳みそが熱くなっていて、再度出て「ああ嫌いだよ」って言うべきところ、台詞が飛んだ。せっかく(私比)相当勢い良く入ったのに。台本持ってるのに。しばらく言えなかった。(プロンプ入れてもらった。)「これが台詞飛ぶってやつか!!」と、喜ぶべきじゃないんだけど、体感としてこういうことがあるっていうのがわかったのは、なかなか面白い経験だった。焦ったが。大いに焦ったが!!!
そのあとのパンク愛かますところは素直に楽しかった。さっきまで追い詰められたを逆転させたわけなので…相手方がちゃんと動揺な演技をしてくれててちょっと嬉しかった(ありがたや)。「ストレス全部発散して!」ってアドバイス頂いて、エネルギーぶちまけるのも慣れてないから大変だったけれど、でも詞のところ読んでいたら、さっきまで出てなかった類の声色が自分から出てきて、また動揺した。
最後のシーンがまた難しくて、でも考えても仕方ないから、これまでやったお芝居の結果どう思うかな~の流れに任せた。マサトに「離れるよ」って言われたらつらかった。「失いたくない」って思った。「好きだって言ってくれた人」で、弱さゆえの依存みたいなこともあるのだろうけど、マサトだけには好いていてほしいという気持ちは変わらず、離したくなかった。そんな感覚を持ってた。最後、彩加さんも何種類か持ってた、みたいなお話をされていた。演劇面白い。
―頂いた感想から思うこと―
「感動した」とか「2人のバランスが似合っている」とか言ってもらえたのは純粋にうれしかった。不慣れな私のお芝居でも良い所みつけてくれる、温かい環境。
「ごりごりのパンクスじゃないところがパンクス」「細くてで小柄なので「ロンドン・コーリング」って言ってるのめっちゃ似合ってない。でもその似合ってなさって、周りが判断しちゃいけない。その人が好きなこととか、あなたはこれが似合う。他人が言っちゃいけなくて、その人の好きを突き詰めてほしい。」「異なる性と生を理解する、相互理解」これはさくらさんなどが指摘してくれておおーと思ったやつ。実際、私には全然似合わない役だと思いながらやってた。選んだくせに「ごりごりのパンクス」なんて似つかぬと私自身がいちばん思ってた。(実際自分は骨格がかなり薄くて、女子の平均身長はあるのに小さい子って言われることが多い。か弱そうに見られ、大概重い物は持たせてもらえない。そんな人です。)それがむしろ、ひとつの見方をもたらすことに繋がるとは。
たぶんキャスティングって、戯曲の言葉には表れない余白をひとつ規定する演出要素。演じる人の持つ身体や声あってキャラクターができる。これは、他の人たちの発表を見ても思ったことで、公演で観た時の印象とはちょっと違うキャラクターが見える発表なんかもあって、面白かった。
―発表会感想―
私はほかの方々の発表を見ている時間が好きで、今回もとても面白かった。本が面白いおかげもあると思うけど、演じ慣れている人もそうでない人も、それぞれのアプローチで本と向き合った結果が見られて楽しい。私と同じような普段は芝居やらない人でもすっごく良いキャラクター作ってこれちゃう人がいる。もはや素のままでできあがっちゃってる場合すらある。お芝居慣れしてる方は、こんな短時間で台詞をものにしていてすごいな、って思うし、それに対する経験者向けのアドバイスも興味深い。
見た中でいちばん印象に残ったのが、3場「自由」の2回目の発表。「この2人は(まだまだたくさんの障害を乗り越えなきゃいけないけど)きっとうまくいく」と思えた。私が公演で観たときは、あまりそうは思えなかった。同じ本をやってもこんなに違いが出る。この余白が本当に面白い。
―参加し終わって―
今回に限らず、演劇学校行くときは毎度不慣れすぎて緊張する。でも終わった時はいつも、参加して良かった、と申込みした自分を褒めている。初心者にとって「失敗できる安全な場所」はありがたい。演劇学校行く度「自分という人間を取り戻した」ような感覚になる。普通に声出したり身体動かすのが健康に良いってのはもちろんあるだろう。加えて自分の身体や心の反応に嘘をつかずに向き合う過程が、もしかして心身の健康にとても良いんじゃないか、と思っている。しかも先月までその役を演じていた役者さんに教われるって、こんな楽しいことない。観る専の演劇オタクでもみんなこれならやりたい人いっぱいいるんじゃないかな。
そしてマキちゃんが愛おしい。この劇がますます好きになった。役者さんの役に対する思い入れってこんな感じなのかな。
もっともっとやりたいって思った。またいつか。
私自身の、女の苦しみばかりを想う危うさ ー 20210821 DULL-COLORED POP 第23回本公演『丘の上、ねむのき産婦人科』
ダルカラの本公演『丘の上、ねむのき産婦人科』を観た。
2021年8月21日 18:00 <Aキャスト>
下北沢ザ・スズナリ
※ちょっと写真の撮り方が雑すぎた・・・
「自分と異なる性/生を想像する」というテーマで、産婦人科医院をを基点に6組のカップルのエピソードが展開される。男女入替えA/Bキャストで上演。今回観たのは女性が女性、男性が男性を演じるAキャスト(後日劇場が配信でBも観る予定)。
妊娠・出産がテーマとなるこの作品でありながら、客席に男性と思われるお客様がたくさんいたことが、心なしかほっとした。どんなにこれらをテーマにした良作があったって、それが女性だけの間でシェアされたのでは意味ないですもの。(私は女性です。)
…とそんなこと言っておきながら、私にとって「妊娠・出産」は自分の問題にはなっていないのだと思う。私は未婚で妊娠経験もなければ、(ありがたいことに)「結婚しろ子ども産め」みたいな話も受けたことがない。すべてのエピソードがそれぞれに苦しかったのだが、でもどこか自分事として落ちてはこなかったのは、私はたまたまこれまで向き合う必要に迫られなかったからなのかな。
そして思わずハッとしてしまったことが、私がどのエピソードについても「なぜ女性の苦しみが男性に伝わらないのか」という苦しさもどかしさを覚えていたこと。それってかなり危うい感覚なんじゃないか。「妊娠・出産に纏わる問題で苦しむのは女だ」という偏ったものを持っているのではないかと。だから男女逆転キャストという試みをしているのだと思うし、私みたいなやつがBを観ねばなんだな…という気持ちに今なっている。私の母が父方家族の「女はこうあるべき」に悩まされてたのを知っているせいなのかもしれない。どうしても女の苦しみばかりに反応してしまう自分がいる。
あと、とっても細かい話ですが、あのすりガラスの窓、めちゃくちゃ病院にありそうなやつで、再現性高くて驚いた。あーこれこれってなるやつ。
ここからは本編と関係ないですが、
ここ最近観た舞台の中でいちばん客席が静かで、開演前も安心していられた。
終演後の規制退場も、まず急いで出なきゃいけない人を優先してから列ごと退場という心配り。
パンフの文章量が多くて最高。まだ全部読めてないのでこれからゆっくり読みます。
私はスタッフ含めた全クレジットと、テーマに関する専門家などの寄稿文が目的でほぼ全てのパンフを買うのですが、実際は無駄にでっかい写真ばかりで読み応え全くなしなものが多い(世の中は推しの写真目的で買う人の方が多いんですかね・・・)。
あと、李そじんさんのツヤ肌に憧れる・・・((そこかよ
細かいエピソードの感想はBを観てからまたあげるはず。
作・演出:谷賢一(DULL-COLORED POP)
出演
東谷英人 、内田倭史(劇団スポーツ)、大内彩加、倉橋愛実、塚越健一、
宮地洸成(マチルダアパルトマン)(以上DULL-COLORED POP)、
岸田研二、木下祐子、冨永さくら、湯舟すぴか、李そじん、渡邊りょう
脚本監修:北村紗衣 医療監修:稲田美紀(医師)
美術:土岐研一 照明:松本大介 音響:清水麻理子 衣裳:及川千春
舞台監督:竹井祐樹(StageDoctor Co.Ltd.)配信映像監督:松澤延拓、神之門隆広
照明操作:和田東史子 舞台監督助手:澤田万里子
宣伝美術:平崎絵理
制作助手:佐野七海、柿木初美(東京公演)、竹内桃子(大阪公演)
制作:小野塚 央
助成:芸術文化振興基金 協力:城崎国際アートセンター(豊岡市)
主催:合同会社 DULL-COLORED POP