待ちに待った吉原川口ペア - 20210609昼「レ・ミゼラブル」
2021年6月9日(水)13:00
2017で初めて観て衝撃を受けた吉原×川口ペアの今期初日を観た。アンサンブルの組み合わせも入替になった初日のよう。
吉原×川口ペアはお芝居として面白く観れるから好きだなーと改めて。吉原さんは伝えるための引出しが多くて、川口さんが相手に反応するのが上手い。良きペア。今期も観れるとは思ってなかった。(だって川口さん前回の楽の時、一区切りみたいな話してたもんだから)ありがてーな!!!
「独白」のラスト、鞄から燭台出てしまって、しまうことを諦めて片手に持ちながら最後までやり通していた。燭台持ちながら許可証破るのは初めて見たな。謎の迫力だった。
屋比久エポの「On My Own」"幸せの世界に縁などない"の畳み掛け方が最高であった。元々の歌声とか動き方とか前回から好きだったのですけど、更にストーリーの中で変化していく様子が見えるようになって、どんどん好みなエポに変化してくれている。好き。相葉アンジョがどんどん格好良くなってゆきますね。給仕の遊びっぷりもすごいけど。彩春コゼットは完成度が別格。マリウスが一目惚れする佇まいと、正確かつ伸びやかな歌を持ちながら、育ちの良さ、初々しさみたいなものもあって、理想のコゼットでしかない。内藤マリウスは"燃える魂"の入りの間合い(僅かに「…はっ…!」ってなる)が最高。恋に浮かれちゃうのぽわぽわ具合からカフェソングのどん底具合まで、お芝居がずるいくらい尊い。
内藤マリ×屋比久エポ×いろはコゼ×相葉アンジョがかなり私の理想レミ像を作ってくれていた。とても良い組み合わせだった。斎藤さんテナもとても丁寧に演じられていて好印象。
アンサンブル
大津クラクスー×田川モンパルナル。これのお陰で強盗団ばっかり見てしまう。私レミゼに出れるなら一番やりたいのモンパなんですよね(笑)三上かつら屋の工場とベガーズのソロが好き。かつら屋ソロも良いんだけど、この2箇所のソロはとても聴きどころだと思っている。今日全体的にテンポがゆるいな~と思ったのだが気のせいかな。あと今期、女声のピッチが時折気になることがある。